第3回ピアノ発表会が終了しました。今年は「横浜市緑区民センター/みどりアートパーク」です。ちなみに1回目は「横浜市青葉区あざみ野アートフォーラム」、2回目は「横浜市青葉区民センター/フィリアホール」でした。
今回は3回目の発表会ということもあり、生徒さんの曲を選曲するときに心に決めたことがありました。
それは、「挑戦の年にしよう!」ということです。
それぞれの生徒さんにとって、「難しいけれど、すごく頑張ったらすごく向いていると思うよ」という曲を生徒さんとご相談しながら選曲しました。
準備も少し早めに始め、じっくりと仕上げていきました。
本当にしっかり時間をかけて頑張ったものは、どんなに緊張していても出るものは出るのですね。
最初の年は右手だけの演奏だった生徒さんが、湯山昭さんの曲をペダルをつけて美しく弾くことができるようになっていたり、何十年ぶりの発表会、という大人の生徒さんがラフマニノフを弾かれたときには、会場のお客様がその方の音楽をじっと聴いているのが伝わってきたり・・。
生徒の皆様がそれぞれにひたむきで、最もその方らしい演奏ができたように感じ、努力の日々を知っているだけに感動しながら聴いていました。
人前で弾いてこそ得られるものは多大です。
生徒さんの中に、今回のコンサートが良い形で残ってくれれば嬉しいなぁ!と思います。